大リーグの今オフお買い得FA選手ベスト5に日本人選手2人

米スポーツ専門サイト、CBSスポーツは9日(日本時間10日)、大リーグの今オフのお買い得FA選手ベスト5を発表し、ロイヤルズからFAとなっている青木宣親外野手(32)を3位に、ヤンキースからFAとなった黒田博樹投手(39)を5位にランク付けした。

 同サイトは、青木についてメジャー3年間の出塁率が・353と高い点と、三振率がリーグ平均19・8%に対し9%と低い点を挙げ、「レギュラー選手としてプレーできる」「中軸を打つような選手ではないが、外野両翼を必要としているチームにとっては短期の契約期間でかなりコストを抑えられる」とした。
黒田に関しては、5年連続で年間31試合以上先発している点、今季の三振/四球の割合が自己ベストの4・17だった点を評価。来季の防御率4点以下を予想しながら、ヤンキースからクオリファイング・オファーが提示されなかったことで、黒田と契約した球団は来季のドラフト指名権を譲る必要がないこともお買い得の理由に挙げた。

 なお、ベスト5の1位はチェイス・ヘドリー三塁手(30)、2位はブランドン・マッカーシー投手(いずれもヤンキースからFA)、4位はコルビー・ラスマス外野手(28、ブルージェイズからFA)だった。